羽黒山(山形県鶴岡市)は出羽三山の1つで、修験の地として信仰を集めています。
アカショウビンが見られる場として知られています。
ブッポウソウ目カワセミ科 Ruddy Kingfisher
長くて赤いクチバシと茶色の体をした、
山奥で夏に見ることができる鳥。
キョロロロ…と哀愁漂う鳴き声は聞こえるが、姿を見るのは難しい。
スズメ目キバシリ科 Eurasian Treecreeper
背中が樹皮とそっくりな、山地の木の幹に留まっている小さな鳥。
幹の上をとことこ、ちょろちょろと
「走って」いく様子がかわいらしい。
スズメ目ヒタキ科 Japanese Thrush
モノクロの体で、ツグミよりも黒い斑点が控えめになったツグミ。
夏に観察できる。
森林で歌うようにしてさえずっているのが印象的。
飛島は山形県酒田市沖にある島で、鳥と釣りの絶好のスポットとして有名です。
春と秋の渡りの時期になると、膨大な種類の鳥が見られます。
サイチョウ目ヤツガシラ科 Eurasian Hoopoe
首から上が橙色、下が白黒の縞模様の、
春と秋に見られるかなり珍しい鳥。
橙色の冠羽をクジャクのように広げた様子を見ることができたら、運がよい。
ブッポウソウ目ブッポウソウ科 Oriental Dollarbird
クチバシは赤いが、全体は鮮やかな瑠璃色の、
夏に観察できる鳥。
電線の上に留まっていることが多いように思われる。
スズメ目ヒタキ科 Mugimaki Flycatcher
キビタキの眉を白く染めたような小鳥。
春と秋に見られる。
名前は「ムギマキ」だが、麦の種をまくような習性は見られない。
スズメ目ホオジロ科 Yellow-browed Bunting
ホオジロの眉を黄色に染めたような小鳥。
春と秋に日本海側の離島で見られる、珍しい鳥。
草地によくいる。
龍飛崎は、青森県外ヶ浜町、津軽半島の最北端に位置する岬です。
渡りの時期になると、猛禽類やヒヨドリ・ニュウナイスズメなどの鳥が、渡り鳥として飛来します。
ハヤブサ目ハヤブサ科 Peregrine Falcon
タカやワシに比べ、速く飛ぶために翼がスリムになっている猛禽類。
非常に速いスピードで空を舞い、
空中で獲物を鷲掴みにする姿は圧巻。
タカ目タカ科 Eurasian Sparrowhawk
灰色で、他のタカに比べるとしっぽが長く、丸みを帯びていないタカ。
翼を幾度となくはばたかせながら、
トビよりも高速で上空を旋回する。
タカ目ミサゴ科 Osprey
茶色で、他のタカに比べると翼がやや細長く見えるタカ。
魚を主食とするため、
森林ではなく海や川の近くに生息する。