バードウォッチングは、特別な道具や装備がなくても、誰でも気軽に楽しむことができます。
しかし、少しの道具を用意することで、さらに充実した時間を過ごすことが可能になります。
まずは双眼鏡。バードウォッチングには倍率8倍、口径30mm程度のものが適しています。
双眼鏡はブランドによって高価なものもありますが、安価な双眼鏡でも野鳥は観察できます。
次に野鳥図鑑。手軽に楽しみたい場合は、ネットの図鑑サイトを活用しましょう。
山道を歩くなら、動きやすい服装で、帽子など熱中症対策をして臨みましょう。
観察した野鳥を記録したい場合は、フィールドノートを持ち歩くと便利です。
さらに、バードウォッチングをする場所について事前に調べるといいかもしれません。
図鑑やネットの情報から、見られそうな鳥の目星をつけることができます。
双眼鏡を選ぶ上で重要な要素は、価格・倍率と口径・手軽さの3つです。
双眼鏡の価格によって、レンズなど各部品の性能が変わってきます。
お金をかけずに気軽に楽しみたいなら、5000円程度のものがオススメです。
バードウォッチングを趣味にしたい!と思ったら、1万円程度のものがオススメです。
本格的に、意欲的に観察したい!と思ったら、2万円以上のものがオススメです。
ただし、すべての商品が値段で測れるわけではないので、参考程度に考えてください。
倍率は8倍程度、口径は30mm程度のものが、観察にもっとも適しています。
倍率が10倍より大きいと、視界が狭くなるため扱いが難しくなります。
口径が30mmより小さいと、視界が暗くなるため見えづらくなります。
バードウォッチングを1時間以上行うなら、双眼鏡は軽いほうが快適です。
レンズの間隔と左右の目の間隔が合っているかも確かめましょう。
できれば通販ではなく、実物を手に取って判断するといいでしょう。
野鳥図鑑は、見るのが屋内か屋外かによって必要な要素が変わります。
屋外で図鑑を持ち運ぶなら、軽くて野鳥のイラストが載ったものがオススメです。
屋内で図鑑を見るなら、野鳥の写真や音声が収録されたものがオススメです。
野鳥図鑑には、双眼鏡ほど価格の差を気にかける必要はありません。
図鑑の代わりに、ウェブ上の野鳥図鑑を利用するのもいいかもしれません。
本を持ち歩く必要がないので、より手軽に観察を行える点が魅力です。
ただし、鳥を自ら検索しなくてはならないため、時間がかかるのが欠点です。